「6月5日は環境の日」地球のために子供と一緒にできる10のこと

ペットボトル

6月5日は国連が定める「世界環境デー」であり、
日本の環境省も「環境の日」としています。
この日は、私たちが地球の環境を守るために何ができるかを考える良い機会。
まずは身近な取り組みから、地球に優しい生活を始めてみては?
わが家では子供たちと一緒にできることを中心に取り組んでいます。
ここでは、子供と一緒に実践できる10の方法を紹介します。

目次

ゴミを減らす

ゴミの分別はもちろん、まずゴミを減らす!
毎日の生活で出るゴミを減らすために、以下のことを意識しています。

  • 使い捨てのものを避ける:ペットボトルやプラスチックのカップなど、使い捨て容器の使用を減らす心がけを。代わりに、再利用できる水筒やタンブラーを使うようにしています。出かける時は各自マイボトルが基本。
  • 詰め替え用の商品を選ぶ:シャンプーや洗剤など、詰め替え用の商品を選んでいます。ボトルを繰り返し使い、プラスチックのゴミを削減。そして、子供のボディソープなどの詰め替えを、子供たち自身でやらせることで、さらに詰め替えを選ぶ理由が理解できるようになります。
  • リサイクルに協力する:リサイクルできるものをしっかり分別する。紙、プラスチック、金属などを正しく分別することで、リサイクルが進みます。この毎日の習慣で子供たちでも自然に分別ができるようになりました。

ゴミを減らす努力は、小さな一歩のようで、大きな効果があります。
私たち一人ひとりの意識と、それを子供たちに伝えることが大切ですよね。

ペットボトルの分別・リサイクル

マイバッグを使う

今や当たり前になりつつあるマイバッグの使用。
買い物の際にプラスチック袋を使わず、マイバッグを持参しています。
子供たちも出かける時は必ず1人1個のマイバッグを持参。

プラスチックごみが減り、毎回の買い物が地球に優しい選択となります。

ひとり一つ持参のエコバッグ

電気を無駄にしない

使っていない電気製品のスイッチを切るだけで、省エネルギーに貢献。
テレビやエアコンなど、使わないときは必ずスイッチをオフに。

まだまだ子供たちは「つけっぱなし」なことも多いですが
声かけをし、「つけた人が消す」をルールとしています。
日々の節電が地球の未来を守るんだよ〜と伝えています。

電気のスイッチ

水を大切に使う

水道の蛇口を閉めることや、シャワーの時間を短くすることも環境保護の一環。
水資源の無駄遣いを防ぐことで、水不足の問題に貢献できます。

と言っても、お風呂で遊びに夢中になってシャワー出しっぱなし。
洗面の水道は必要以上に激しく水を出すこともしばしば。
これもまた、日々の声かけで意識を持ってもらうようにしています。

もう一つ、水の出し過ぎ対策として
わが家は洗面がツーボウルなので、子供たちが使う左側の水道は
元栓を少し締め、出る水の量を調整しています。

ツーボウル洗面

自転車や徒歩を利用する

近場への移動には自転車や徒歩を選ぶようにしています。
車の使用を減らすことで、二酸化炭素の排出量が減り、
環境にも健康にも良いということを説明しておくと◎

食料品や日用品の購入場所も
徒歩圏内の店舗をメインにしています。

徒歩の移動

食べ物を無駄にしない

以前は「まとめ買い」をしていましたが、
今では食品を買いすぎず、必要な分だけ購入するようにしています。
その分、買い物に行く回数は増え、時間は取られますが
フードロスを減らせていると実感できるようになりました。

子供たちも、「家にあるお菓子を食べ終わってから買う」
「食べられる分だけ買う」というルールを守っています。

カット野菜 ジップバック保存

環境に優しい製品を選ぶ

買い物の際は、環境に配慮した製品を選ぶようにしています。
子供たちでも判断しやすいのが、「エコマーク」など
環境に優しいことを示すマークがついた商品を選ぶこと。
事前にそれぞれのマークの意味を説明しておくといいですよ。

エコマーク

エコマークとは?
ライフサイクル全体で環境負荷が少ないと認められた製品・サービスの目印です。以下の環境領域に資する製品・サービスが認定対象です。

エコマークは、「私たちの手で地球を、環境を守ろう」という願いを込めて、「環境(Environment)」および「地球」(Earth)の頭文字「e」を表した人間の手が、地球をやさしくつつみ込んでいるすがたをデザインしたものです。このマークは、(財)日本環境協会が1988年に一般公募したデザインの中から、環境庁長官賞として選ばれた作品をもとに制定されました。

引用元:公益財団法人日本環境協会|エコマーク事務局

他にもある環境に優しいマーク(ラベル)の種類⇩

植物を育てる

家や学校で植物を育てることは、二酸化炭素の吸収を助けます。
わが家では「家を森にしたい」を目標に
少しずつ、グリーンをメインに植物を増やしています。

今年は、「家で野菜を育てたい!」と子供たちからの要望が。
暑くなる前にと、先月、野菜の種と苗を買って来て植えました。
子供には野菜の方が成長の観察や収穫の楽しみがあっていいですよね。
小さな鉢植えや花など、興味のあるもの・育てやすいものから
始めてみてはいかがですか?

植物のあるリビング

不要なものをリサイクル

使わなくなったものを捨てずにリサイクルに回しています。
おもちゃや衣類など、再利用できるものは多くあります。
特に衣類のリサイクルは、ユニクロやH&Mなど
店頭で気軽にできるようになり活用しやすくなっています。

最近わが家では、子供たちと一緒にフリーマーケットに出店しています。
実際に自分が不要になったものを販売することで、
リサイクルすることの意味や、物の大切さ、環境へ意識が高まり
とても良い体験につながっています。

フリーマーケット

環境教育を受ける

環境について知ることで、小さな子供でも、自分の行動を見直すきっかけになります。
わが子達が通う学校では「エコライフDAY」という取り組みがあります。
決められた日曜日の1日を通して、環境のことを考えた生活を実践するというもの。
デジタル版チェックシートを使いその生活を振り返ります。
親子で行うことで、環境について知識を共有でき、大切な時間となっています。

他にも無料の環境学習サイトを利用したり、エコをテーマに開催されるイベントへの参加、
ワークショップの体験など、子供が楽しく環境を学べる場はたくさんあります。
子供が興味を持つのもを探してみてもいいですね。

【おすすめの無料環境学習サイト】
「集まれ!Green Friends」:子どものための無料環境学習サイト。
地球環境や環境問題について、楽しく学ぶ事ができます。

「環境キーワード一覧」:地球環境や環境問題についての用語をわかりやすく説明しています。
環境問題についてのキーワードを50音順で調べることができます。

まとめ

6月5日の「環境の日」をきっかけに、
子供と一緒にできる小さな取り組みから始めてみませんか?

ゴミを減らす、マイバッグの使用など、日常生活の中で実践できることはたくさんあります。
これらの小さな行動が、いつか大きな環境保護の力となります。
地球を守るために、今日から始めてみませんか?

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